2011年05月24日
勝ちベーグル
金曜は女子連の公式戦の地区予選だった
上位2ペアが県大会へ行ける
ところが・・・ドローはめちゃくちゃキビシイ
「いじめですか?」
「いいえ、修行よ」
とUさんと笑えたぐらい、私たちのブロックだけに強豪ペア集中
4ペアのうち、市民大会ではすでにBのペアが3つ
UさんもBなので、この中で私だけCか・・・
朝、最近試合前によく寄るパン屋さんでお昼ご飯を買って行った
この前の女子連でもここでベーグル買ったら、リーグ抜けたからせめてもの縁起担ぎで
「勝ちベーグル」のジンクスを作りたいな
最初は背の高いKさんと小さいEさんペア
Yちゃんと組んで対戦して、ここには勝ててない
でも初戦で動きが悪いのとEさんのスマッシュ不調に助けられて7-2
お決まりのズルズルずれ込みで8-4勝ち
次が・・・
「どうしてまだCにいるんですか!?」というペア
私は「シャチペア」と密かに呼んでる
いつも紺の長袖長パンで脇から足下まで白いラインが入ったシャチ柄ウェア
このペア女子連公式戦以外はすべてAかBに昇格している
私たちも何回か対戦したけど、勝ったことはない
さっき隣でやってた試合も、あっという間に2で勝ってた
もちろん決勝大会に行く気マンマンだろう
とにかくしっかり沈めること、上が強いのでムダにロブは上げないこと
強気で行かなきゃ絶対ダメ
相手サーブで始まる
様子見ながらゆっくり打ってきたので、強気で打ち込んでやる
Uさんのポーチと私のリターンと相手ミスであっさり1-0
バックのNさん、ちょっと引き気味
さっきスマッシュもミスしたし・・・
Nさんに多く打たせていく
スピード控えめで、リスクのない程度に沈めて打たせる
Nさんにストレスがたまっていってる様子
無理してコース変えたり、強気に踏み込んではミス 5-2
まずいと思い始めている
Nさんは復調しようと焦ってる
Uさんのサービスゲームでそれまでと違ってストレートロブばかり上げてくるようになった
ロブで左右に振り回され、短くなるとスマッシュされる 0-40
「私が下がり目でロブを処理した方がいいのかな?」
「大丈夫。がんばって走るから、チャンスボール待ってて」
Uさん、がんばって走ってくれて40-40に追いついた
けど、DEUCEが取れず 5-3
これを相手がずっとやってきたら、私たちすごく困ったはずなんだけど、
次のゲームではやめてクロスにラリーして詰めてきた
私たちにしたら陣形も崩れなくてやりやすい
よかった
この日はドロップがよく決まった 6-3、7-4
でも、シャチペアは只者ではなかった
そこから怒涛の反撃を受けて 7-6
あと1ゲームって考えない
1ポイントずつを考えよう 40-15
長いラリーはUさんのバックボレーがちょっと浮いて「長いかな?」と思ったら、ラインにのってて 8-6勝ち!
「勝てたね~うそみたい」
最後はMさんKさんペア
私は初めて対戦する
Uさんはいつも「このペア苦手」というけど、この日はどうしたのか2敗してた
並行陣でボレーでコースを突いてくるペア
だけどすでに2敗で、意気消沈してる感じ
スイスイゲームは進み8-1勝ち
決勝の相手はWさんとYさん
Yさんはおとなしい人見知りするような人なんだけど、Wさんが・・・苦手
とにかく強気で声も大きい
掛け声もすごいし、ガサツな感じがどうにも受け入れられない人
Wさん、この気性で春のシングルスB級優勝し、市の登録ではA級
苦手なんて言っていられない
「こっちも強気で行きましょう!」
と、いったが案の定、Uさん弱気モード突入
女子連本部前のコートで、スタッフのみんなが見守ってくれてた
コートに入る前に
「あなたたちが決勝大会、行きなさいよ!
行ける実力があるんだから!」
そう送り出してくれた
相手ペアは何回も決勝大会経験済み
ただし、向こうで勝ててないらしく、昇格はしていなかった
Uさん、やたらとロブが多くなる
風で戻るのもあって、掛け声とともにWさんに
ハイボレー?スマッシュ?
(打ち方が変わってるのでよ~わからんケド)でやられる
弱気につられちゃ行けない
くいとめないといけない
でも、焦ったらもっとよくない
Wさんはどんどん熱くなり、「シャー!」とほえまくっている
冷静なYさんは淡々とプレーしてミスしない
1-6
「打ちますよ。ロブはもう一切禁止ですよ。」
Yちゃんなら序盤で言えてたけど、遠慮があるからいえなくていた
でも、今この状態でロブなんてなんの役にも立ってない
やっとUさんが前に行き始めて、それでもボールはほとんどUさんに集められて
しのいでいるうちついボールが浮く
それでもさっきまでよりは全然いい
ペアにボールを行かせないよう必死で考えた
「こっちに打ってよ!」
言いそうになった
長い40-40が取れて 2-7
まだ行ける!
私はそう思ったんだけど、
「もうひとつ取れるかな?」とUさんは言う
「取れます!ひっくり返します!」
だけどUさんのスイッチはそれ以上入らない
2-8負けだった
「ごめんな~ホントに役にたてなかった」
「気持ちで負けちゃいましたね~」
本部テントで見ててくれた女子連幹部のNさん
Uさんとはよく一緒に練習している
「ちょっと!完全に一人だけ引いてたじゃない!
だいたい風上からロブ打って何本もアウトしてるのに、
まだ打つ?
いつものボレーはどうしたの!
ぜんぜんらしくない。
私はあなたたちがやっと広島行ってくれるって思ったのに・・・」
と、Uさんに言うのが聞こえた
でも、私は試合中に言うことができなかった
Yちゃんとは言い合えることが、先輩で練習量も多い、技術もあるUさんには言えない
「ゆったらいいですよ!ペアなんだから!」
翌日、試合を見ていたMさんにも言われた
試合を見ていてNさんと同じこと思ってた
それを私がUさんにいつ言うのかとも思ってたって
最初からしたら、試合中の会話は増えた
でも試合以外にペアで練習する機会はほとんどない
ならば女子連以外の試合にも誘おうと思った
試合数できる草トーにたくさん出れば、もっとお互いの遠慮が減っていくような気がする
Yちゃんとそうなっていけているように
Uさん、優しいしとてもいい人で、女子連ペアになってくれたときすごくうれしかった
あのリーグを全勝で抜けられたのだから、もっと勝ち上がっていくことだって出来る
自信もついた
あとはコミュニケーションの問題だけ
それが一番難しいのだけど・・・
上位2ペアが県大会へ行ける
ところが・・・ドローはめちゃくちゃキビシイ
「いじめですか?」
「いいえ、修行よ」
とUさんと笑えたぐらい、私たちのブロックだけに強豪ペア集中
4ペアのうち、市民大会ではすでにBのペアが3つ
UさんもBなので、この中で私だけCか・・・
朝、最近試合前によく寄るパン屋さんでお昼ご飯を買って行った
この前の女子連でもここでベーグル買ったら、リーグ抜けたからせめてもの縁起担ぎで
「勝ちベーグル」のジンクスを作りたいな
最初は背の高いKさんと小さいEさんペア
Yちゃんと組んで対戦して、ここには勝ててない
でも初戦で動きが悪いのとEさんのスマッシュ不調に助けられて7-2
お決まりのズルズルずれ込みで8-4勝ち
次が・・・
「どうしてまだCにいるんですか!?」というペア
私は「シャチペア」と密かに呼んでる
いつも紺の長袖長パンで脇から足下まで白いラインが入ったシャチ柄ウェア
このペア女子連公式戦以外はすべてAかBに昇格している
私たちも何回か対戦したけど、勝ったことはない
さっき隣でやってた試合も、あっという間に2で勝ってた
もちろん決勝大会に行く気マンマンだろう
とにかくしっかり沈めること、上が強いのでムダにロブは上げないこと
強気で行かなきゃ絶対ダメ
相手サーブで始まる
様子見ながらゆっくり打ってきたので、強気で打ち込んでやる
Uさんのポーチと私のリターンと相手ミスであっさり1-0
バックのNさん、ちょっと引き気味
さっきスマッシュもミスしたし・・・
Nさんに多く打たせていく
スピード控えめで、リスクのない程度に沈めて打たせる
Nさんにストレスがたまっていってる様子
無理してコース変えたり、強気に踏み込んではミス 5-2
まずいと思い始めている
Nさんは復調しようと焦ってる
Uさんのサービスゲームでそれまでと違ってストレートロブばかり上げてくるようになった
ロブで左右に振り回され、短くなるとスマッシュされる 0-40
「私が下がり目でロブを処理した方がいいのかな?」
「大丈夫。がんばって走るから、チャンスボール待ってて」
Uさん、がんばって走ってくれて40-40に追いついた
けど、DEUCEが取れず 5-3
これを相手がずっとやってきたら、私たちすごく困ったはずなんだけど、
次のゲームではやめてクロスにラリーして詰めてきた
私たちにしたら陣形も崩れなくてやりやすい
よかった
この日はドロップがよく決まった 6-3、7-4
でも、シャチペアは只者ではなかった
そこから怒涛の反撃を受けて 7-6
あと1ゲームって考えない
1ポイントずつを考えよう 40-15
長いラリーはUさんのバックボレーがちょっと浮いて「長いかな?」と思ったら、ラインにのってて 8-6勝ち!
「勝てたね~うそみたい」
最後はMさんKさんペア
私は初めて対戦する
Uさんはいつも「このペア苦手」というけど、この日はどうしたのか2敗してた
並行陣でボレーでコースを突いてくるペア
だけどすでに2敗で、意気消沈してる感じ
スイスイゲームは進み8-1勝ち
決勝の相手はWさんとYさん
Yさんはおとなしい人見知りするような人なんだけど、Wさんが・・・苦手
とにかく強気で声も大きい
掛け声もすごいし、ガサツな感じがどうにも受け入れられない人
Wさん、この気性で春のシングルスB級優勝し、市の登録ではA級
苦手なんて言っていられない
「こっちも強気で行きましょう!」
と、いったが案の定、Uさん弱気モード突入
女子連本部前のコートで、スタッフのみんなが見守ってくれてた
コートに入る前に
「あなたたちが決勝大会、行きなさいよ!
行ける実力があるんだから!」
そう送り出してくれた
相手ペアは何回も決勝大会経験済み
ただし、向こうで勝ててないらしく、昇格はしていなかった
Uさん、やたらとロブが多くなる
風で戻るのもあって、掛け声とともにWさんに
ハイボレー?スマッシュ?
(打ち方が変わってるのでよ~わからんケド)でやられる
弱気につられちゃ行けない
くいとめないといけない
でも、焦ったらもっとよくない
Wさんはどんどん熱くなり、「シャー!」とほえまくっている
冷静なYさんは淡々とプレーしてミスしない
1-6
「打ちますよ。ロブはもう一切禁止ですよ。」
Yちゃんなら序盤で言えてたけど、遠慮があるからいえなくていた
でも、今この状態でロブなんてなんの役にも立ってない
やっとUさんが前に行き始めて、それでもボールはほとんどUさんに集められて
しのいでいるうちついボールが浮く
それでもさっきまでよりは全然いい
ペアにボールを行かせないよう必死で考えた
「こっちに打ってよ!」
言いそうになった
長い40-40が取れて 2-7
まだ行ける!
私はそう思ったんだけど、
「もうひとつ取れるかな?」とUさんは言う
「取れます!ひっくり返します!」
だけどUさんのスイッチはそれ以上入らない
2-8負けだった
「ごめんな~ホントに役にたてなかった」
「気持ちで負けちゃいましたね~」
本部テントで見ててくれた女子連幹部のNさん
Uさんとはよく一緒に練習している
「ちょっと!完全に一人だけ引いてたじゃない!
だいたい風上からロブ打って何本もアウトしてるのに、
まだ打つ?
いつものボレーはどうしたの!
ぜんぜんらしくない。
私はあなたたちがやっと広島行ってくれるって思ったのに・・・」
と、Uさんに言うのが聞こえた
でも、私は試合中に言うことができなかった
Yちゃんとは言い合えることが、先輩で練習量も多い、技術もあるUさんには言えない
「ゆったらいいですよ!ペアなんだから!」
翌日、試合を見ていたMさんにも言われた
試合を見ていてNさんと同じこと思ってた
それを私がUさんにいつ言うのかとも思ってたって
最初からしたら、試合中の会話は増えた
でも試合以外にペアで練習する機会はほとんどない
ならば女子連以外の試合にも誘おうと思った
試合数できる草トーにたくさん出れば、もっとお互いの遠慮が減っていくような気がする
Yちゃんとそうなっていけているように
Uさん、優しいしとてもいい人で、女子連ペアになってくれたときすごくうれしかった
あのリーグを全勝で抜けられたのだから、もっと勝ち上がっていくことだって出来る
自信もついた
あとはコミュニケーションの問題だけ
それが一番難しいのだけど・・・
試合に出てると、色々な強敵が現れますが、Wさんみたいな人もやっだかいですよね。
相手にも周りにも聞こえるように声を出して、気合を入れるような素振りで、乗せちゃうと、あっという間に試合を支配して持っていってしまいます。私の嫌なパターンの一つです。
こういう相手の対処法は、気持ちで絶対引かないこと。
やられムードの時は、1本1本パートナーとコミュニケーションをとって(タッチでもいい)ローペースにして、相手を簡単に乗せきらせないのが効果的だと思うのですが、それ自体を嫌う人もいますしね。
確かにコミュニケーションの問題は一番難しいと言えるかもしれませんね。
週末は台風と梅雨入りのおかげで大雨でした
そして今日はすっきりと晴れ・・・1日ずれてくれたらよかったのに~!
試合ってプレーやマナーやそのほかいろんなことに性格そのものが表れますね
(もちろん私もそう見られているんでしょうが・・・)
普段、テニス以外の付き合いでもおそらく苦手だろうと思われる人とは、やはりテニスで対戦しても苦手です・・・。
>相手を簡単に乗せきらせないのが効果的
そうでした~ポイント間をもっと取って、Uさんと試合以外のことでも話をすればよかったって思います。
どうしても、気持ちが引くと会話も少なくなりがちですから・・・
早速来月、Uさんと「究極のダブルス」(とにかくたくさん試合が出来る)に申し込みしました。
修行です♪~