2011年04月21日
試合とは・・・お化け屋敷みたいなもの?
女子連のローカル大会だった
クラブの先輩のUさんと出るようになって3年目?
デビュー戦はいきなり準決勝まで進み、
その年の女子連公式戦でもシードに勝ってベスト8
なのにその後
Uさんに女子連練習会に誘ってもらうことが増え、
平日みなさんが毎日どれだけの時間を使って練習しているか?を見てしまってから
女子連の試合で気後れして、以後予選抜けれず・・・。
Uさんとは年末に隣県の草トーで優勝できて以来会ってないけど
練習が一緒に出来なくても、そのことがきっとプラスに働くはず と思った
それから・・・
この前までのシングルスで自分に一番出来ていないこと
相手を見ること
打つことにこだわらずに、常に相手を見て、
何を嫌がっているか?を考えながら試合をしようと思った
最初の対戦相手は初めて見たペア
ミスが多くて、気分的にとっても楽だった 6-1
次の相手は若いペア
過去2回対戦して2敗・・・
いつもの調子でゲームを始めると立て続けにポーチに出られた
でも、ボールのスピードを落とすと、逆に続けてミス
「速いボールが好きなんだな~なるほど・・・」
遅いばっかりでは慣れてくるので、時々速いボールも打ちながら、ロブや短いボールも入れると
以前対戦したときは、ミスをしないペアの印象だったのに、
ボレーをふかしたり、ネットしたり、
無理やりサイドに振ろうとしたり・・・6-2で勝ち
予選抜けて相手はKさんYさん
Yさん女子連はCなのね 市テニス協会ではAなのに
確かにちょっと嫌な相手だな と思ったのは事実
相手サーブで始まり、私と打ち合おうとしないKさんは緩いロブで繋ぐ
「どこが空いてるかな?」
を、気にしながら、ゆっくり打つ、ロブ、短く、深く、速くの変化をつける
二人ともどうしてミスしてるんだろう?
そんな印象だった。
Yさんのサービスゲームの40-40を1つ落としただけで、あっという間に 5-1
そしてYさんのサーブ
サーブもストロークもスライスで、私はやりづらかった
Uさんはバックが片手スライスなので、上手く対応している
30-40のマッチポイント
Uさんのボレーがネットで DEUCE
リターンが決まってADV
長いボレーボレーを私がネットして 40-40
そしてこのポイントを落とした 5-2
ちょっと嫌な感じがしたけど、次で取れると思っていた
「打ちなさい。打ってミスしてもいいから」
私はペアにそれを言われるのが正直つらい
こんな状況で、緊張してリスクのある強打でポイント取る自信なんてない
それに、無理しないでも勝つ方法なんてほかにもあると思った
あの人たちは、私がガツンガツン打ってくると思ってる
「打てるんだけど、打たない」
リスクを負わないプレッシャーをかける方が、今は有効だと思った
今まで何回も経験してきた
流れが変わって、流れを戻すためにさっきまでやってきた攻めの勢いを緩めまいとする
いい流れの中で出来ていたプレーが、流れが変わった中で同じくなんてできない
だって今度は緊張してるんだから
Uさんはさっきよりも果敢に攻めてアングルやロブボレーを使おうとする
Yちゃんだったら、言えたと思う
「ムリはよくない。無茶な攻めは相手を楽にさせるだけだよ」って
Uさんには言えなかった
せめて私は楽なボールをUさんに決めてもらおうと、考えた
もちろんミスしてしまったり、
「今のは無茶だったな」っていうのもあったけど
最後の最後の30-40でUさんの短くなったロブを叩かれた時さえも
負ける気なんて1つもしなかった
だけど・・・
負けたの 5-1の40-30から
マッチポイント4,5回あったのに
悔しくないわけはない
勝ったら決勝だったんだから
握手したとき、うれしがってる相手ペア見てなんとも思わないわけない
「くっそぉ~」
と思ったのも事実
でも、なんだろ
ものすごくスッキリしてた
Uさんは悔しくてたまらない様子
コート外は大騒ぎ
そりゃ面白かっただろうね
クラブのMさんは
「あんたたち今日晩寝られんよ~」
とうれしそうに言うし、
「ミスのないKさんにばっかり打って、Yさんにボール送れってジェスチャーしてたのに~」
と試合中のあれこれを言うし
でも、そんなこと私はどうでもよかった
最後の最後まで私は自分を信じてがんばった
試合だもん 逆転勝ちもやったことあるし今日みたいなのもあるよ
そう思った
5-1の40-40 あれを決め急いだのが悪かったと後から思う
きっとあそこで安全に繋がれても相手ペアには嫌だったはず
リスクを負うようなことせずに
「打ってもいいけど、今は打たないよ」
っていう気持ちをあからさまに見せられる方が、きっと相手は嫌だったはず
でもUさんの気持ちは別なところにあって・・・
コート裏で相手ペアの応援に大騒ぎしてたグループの真ん中 Tさん
女子連の練習会の主催で年配の女性
彼女の練習会は人気で満員、レベルも高くて入りたくても入れない人もいる
相手ペア2人とUさんは練習会のメンバー
で、Tさんが相手ペアの応援をしていたのがショックだったようで
練習会なんて平日昼間の話しだし、Tさんなんて私も知らないけど向こうも知らない人だし
でも、もしTさんがYコーチだったら・・・と思ったら
Uさんの気持ちもわかる気がする
もちろん後でTさんは私たちのところに来て
「あなたたちの方が技術は上だし、5-1だったから
負けてる方を応援しちゃったのよ~。」
と言っていたけど・・・ね
結果は残念なんてもんじゃなかったけど、
たぶんMさんに会うたびしつこく言われるだろうケド
相手に対して強いボールを打ち、速いタイミングで攻めるばかりがプレッシャーではなく
打てるんだけど、打たない
これで攻めなくても、次で攻める
そういう方がもっと嫌だろうな(不気味で)
いつ打ち込まれるかわからない
今攻めてこなかったけど、次攻めて来るかもしれない
そんな心境?(お化け屋敷入るみたいな)
そんな風に相手に思わせる駆け引き それが今までの私には足りなかったように思う
テニスの試合って自分のミスも相手のポイントだし
相手があっての勝ちだし
いいボールが打てたので2ポイントとか
いい攻めだったのでボーナスポイントとかないし
松原コーチのブログにもよく書いてあるけど
いつものように結果と感想をYコーチにメールした
勝手にテニス日記の相手をさせてるYコーチには悪いけど
Yコーチの返信
「そういうことがわかってきて、真の楽しさがわかってくるもの
そうなれば練習ももっと楽しい濃いものになるはず。
技術的なことだけで勝敗は決まりません。
負けた理由を技術のせいにしている内は伸びません。
(サーブが入らないとか風が強いとか・・・)
最後の最後まで自分を否定しないで信じきれたことが、
心の成長を感じます。」
Yコーチにとってはどっちも生徒なのでまるで高1のSちゃんと扱いはおんなじなんだけど、
そういう風に言ってもらうことが、と~ってもうれしかった
自分のご褒美に帰りはMコーチの奥さんAちゃんお勧めのスーパー銭湯に寄って
電気風呂、薬湯、露天風呂など、おひとりさまで満喫(銭湯初体験だし)
ジェットバスでだるい両脚を結構長くマッサージしたので今日は筋肉痛ナシ
日曜日はYちゃんと隣県のK市市民戦に初挑戦なので、
今日のことホットなままYちゃんにも伝えたいな
クラブの先輩のUさんと出るようになって3年目?
デビュー戦はいきなり準決勝まで進み、
その年の女子連公式戦でもシードに勝ってベスト8
なのにその後
Uさんに女子連練習会に誘ってもらうことが増え、
平日みなさんが毎日どれだけの時間を使って練習しているか?を見てしまってから
女子連の試合で気後れして、以後予選抜けれず・・・。
Uさんとは年末に隣県の草トーで優勝できて以来会ってないけど
練習が一緒に出来なくても、そのことがきっとプラスに働くはず と思った
それから・・・
この前までのシングルスで自分に一番出来ていないこと
相手を見ること
打つことにこだわらずに、常に相手を見て、
何を嫌がっているか?を考えながら試合をしようと思った
最初の対戦相手は初めて見たペア
ミスが多くて、気分的にとっても楽だった 6-1
次の相手は若いペア
過去2回対戦して2敗・・・
いつもの調子でゲームを始めると立て続けにポーチに出られた
でも、ボールのスピードを落とすと、逆に続けてミス
「速いボールが好きなんだな~なるほど・・・」
遅いばっかりでは慣れてくるので、時々速いボールも打ちながら、ロブや短いボールも入れると
以前対戦したときは、ミスをしないペアの印象だったのに、
ボレーをふかしたり、ネットしたり、
無理やりサイドに振ろうとしたり・・・6-2で勝ち
予選抜けて相手はKさんYさん
Yさん女子連はCなのね 市テニス協会ではAなのに
確かにちょっと嫌な相手だな と思ったのは事実
相手サーブで始まり、私と打ち合おうとしないKさんは緩いロブで繋ぐ
「どこが空いてるかな?」
を、気にしながら、ゆっくり打つ、ロブ、短く、深く、速くの変化をつける
二人ともどうしてミスしてるんだろう?
そんな印象だった。
Yさんのサービスゲームの40-40を1つ落としただけで、あっという間に 5-1
そしてYさんのサーブ
サーブもストロークもスライスで、私はやりづらかった
Uさんはバックが片手スライスなので、上手く対応している
30-40のマッチポイント
Uさんのボレーがネットで DEUCE
リターンが決まってADV
長いボレーボレーを私がネットして 40-40
そしてこのポイントを落とした 5-2
ちょっと嫌な感じがしたけど、次で取れると思っていた
「打ちなさい。打ってミスしてもいいから」
私はペアにそれを言われるのが正直つらい
こんな状況で、緊張してリスクのある強打でポイント取る自信なんてない
それに、無理しないでも勝つ方法なんてほかにもあると思った
あの人たちは、私がガツンガツン打ってくると思ってる
「打てるんだけど、打たない」
リスクを負わないプレッシャーをかける方が、今は有効だと思った
今まで何回も経験してきた
流れが変わって、流れを戻すためにさっきまでやってきた攻めの勢いを緩めまいとする
いい流れの中で出来ていたプレーが、流れが変わった中で同じくなんてできない
だって今度は緊張してるんだから
Uさんはさっきよりも果敢に攻めてアングルやロブボレーを使おうとする
Yちゃんだったら、言えたと思う
「ムリはよくない。無茶な攻めは相手を楽にさせるだけだよ」って
Uさんには言えなかった
せめて私は楽なボールをUさんに決めてもらおうと、考えた
もちろんミスしてしまったり、
「今のは無茶だったな」っていうのもあったけど
最後の最後の30-40でUさんの短くなったロブを叩かれた時さえも
負ける気なんて1つもしなかった
だけど・・・
負けたの 5-1の40-30から
マッチポイント4,5回あったのに
悔しくないわけはない
勝ったら決勝だったんだから
握手したとき、うれしがってる相手ペア見てなんとも思わないわけない
「くっそぉ~」
と思ったのも事実
でも、なんだろ
ものすごくスッキリしてた
Uさんは悔しくてたまらない様子
コート外は大騒ぎ
そりゃ面白かっただろうね
クラブのMさんは
「あんたたち今日晩寝られんよ~」
とうれしそうに言うし、
「ミスのないKさんにばっかり打って、Yさんにボール送れってジェスチャーしてたのに~」
と試合中のあれこれを言うし
でも、そんなこと私はどうでもよかった
最後の最後まで私は自分を信じてがんばった
試合だもん 逆転勝ちもやったことあるし今日みたいなのもあるよ
そう思った
5-1の40-40 あれを決め急いだのが悪かったと後から思う
きっとあそこで安全に繋がれても相手ペアには嫌だったはず
リスクを負うようなことせずに
「打ってもいいけど、今は打たないよ」
っていう気持ちをあからさまに見せられる方が、きっと相手は嫌だったはず
でもUさんの気持ちは別なところにあって・・・
コート裏で相手ペアの応援に大騒ぎしてたグループの真ん中 Tさん
女子連の練習会の主催で年配の女性
彼女の練習会は人気で満員、レベルも高くて入りたくても入れない人もいる
相手ペア2人とUさんは練習会のメンバー
で、Tさんが相手ペアの応援をしていたのがショックだったようで
練習会なんて平日昼間の話しだし、Tさんなんて私も知らないけど向こうも知らない人だし
でも、もしTさんがYコーチだったら・・・と思ったら
Uさんの気持ちもわかる気がする
もちろん後でTさんは私たちのところに来て
「あなたたちの方が技術は上だし、5-1だったから
負けてる方を応援しちゃったのよ~。」
と言っていたけど・・・ね
結果は残念なんてもんじゃなかったけど、
たぶんMさんに会うたびしつこく言われるだろうケド
相手に対して強いボールを打ち、速いタイミングで攻めるばかりがプレッシャーではなく
打てるんだけど、打たない
これで攻めなくても、次で攻める
そういう方がもっと嫌だろうな(不気味で)
いつ打ち込まれるかわからない
今攻めてこなかったけど、次攻めて来るかもしれない
そんな心境?(お化け屋敷入るみたいな)
そんな風に相手に思わせる駆け引き それが今までの私には足りなかったように思う
テニスの試合って自分のミスも相手のポイントだし
相手があっての勝ちだし
いいボールが打てたので2ポイントとか
いい攻めだったのでボーナスポイントとかないし
松原コーチのブログにもよく書いてあるけど
いつものように結果と感想をYコーチにメールした
勝手にテニス日記の相手をさせてるYコーチには悪いけど
Yコーチの返信
「そういうことがわかってきて、真の楽しさがわかってくるもの
そうなれば練習ももっと楽しい濃いものになるはず。
技術的なことだけで勝敗は決まりません。
負けた理由を技術のせいにしている内は伸びません。
(サーブが入らないとか風が強いとか・・・)
最後の最後まで自分を否定しないで信じきれたことが、
心の成長を感じます。」
Yコーチにとってはどっちも生徒なのでまるで高1のSちゃんと扱いはおんなじなんだけど、
そういう風に言ってもらうことが、と~ってもうれしかった
自分のご褒美に帰りはMコーチの奥さんAちゃんお勧めのスーパー銭湯に寄って
電気風呂、薬湯、露天風呂など、おひとりさまで満喫(銭湯初体験だし)
ジェットバスでだるい両脚を結構長くマッサージしたので今日は筋肉痛ナシ
日曜日はYちゃんと隣県のK市市民戦に初挑戦なので、
今日のことホットなままYちゃんにも伝えたいな